「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」とは?

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」のフレーズにおける「ご臨席」は、「改まった会合や式典に出席すること」を意味する「臨席」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。

次の「賜りたく」「もらう」の謙譲語の「賜る」に、願望を表す「たい」の連用形の「たく」が付けられたものです。

また「ご案内」は、ここでは「招待すること、客を招くこと」の意味で使われている「案内」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。

そして、最後の「申し上げます」は、「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。

したがって、「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」は、「(改まった会合や式典に)出席してもらいたいと招待を述べる」、すなわち「(改まった会合や式典に)出席してもらいたいく招待します」との意味の丁寧な敬語表現となります。


「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」のフレーズは、口頭で使われることも稀にありますが、手紙やメール等で会合や式典をお知らせする際に、よく使われる表現です。

出席してほしいとお願いする非常に丁寧で改まったフレーズです。

このフレーズは、単なる会議等への出席をお願いする場合に使われることはなく、改まった会合や式典への出席をお願いする場合にのみ使われるものです。


「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」を使った例文

・『弊社の創業30周年記念式典にご臨席賜りたくご案内申し上げます』
・『ご多忙中恐縮ではございますが、ご臨席賜りたくご案内申し上げます』

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」の類語や言い換え

「もらう」の謙譲語は「賜る」の他に、「いただく」が挙げられます。

したがって、「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」のフレーズは、「ご臨席いただきたくご案内申し上げます」と言い換えることができます。

まとめ

「ご臨席賜りたくご案内申し上げます」は、「(改まった会合や式典に)出席してもらいたいく招待します」との意味の丁寧な敬語表現です。

改まった会合や式典に出席をお願いするフレーズです。

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