この記事では「ご要望にお答えできず」について解説をします。
「ご要望にお答えできず」とは?意味
求めに応じることができなくて、という意味です。
「ご要望」は「要望」を敬意を表す言い方にしています。
他人の行為や持ち物などを表す語に「ご」をつけると、その人に敬意を示す表現になります。
「要望」は、ある物事が現実になることを強く求めることです。
「お答え」は「答える」を敬意を表す言い方にしています。
動詞の連用形に「お」をつけて、その後に「する」「いたします」などを続けた形で、謙譲の意を表します。
「できず」の「ず」は打消しの意です。
「ご要望にお答えできず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、相手の求めに添うような反応ができないときに用います。
求めに添うような反応をしてもらえないと、要望を伝えた側は残念に思うことでしょう。
その相手の気持ちを考えて、この言葉の後には「すまない」という気持ちを表す言葉を述べます。
できれば要望に添った行動をしたいところですが、それができないこともあります。
できないときには、曖昧なままにしてしまうのではなく、できないということを伝えましょう。
「答える」には、質問や問題に解答を出す、相手からかけられた言葉に対して返事をするという意味があります。
「要望にこたえる」という場合は、「応える」という漢字を使用します。
「応える」には、働きかけに対して、それに叶うような反応を示すという意味があります。
「ご要望にお答えできず」を使った例文
・『ご要望にお答えできず、申し訳ありません』
「ご要望にお答えできず」の返答や返信
求めに応じてもらうことができないようです。
事情があってそれができないのでしょうから、無理に頼むのは望ましくありません。
今回は要望を叶えてもらうことはあきらめることになるでしょう。
しかし、どうしてもあきらめ切れないときは、もう一度お願いをしてみるとよいかもしれません。
熱意に動かされて、求めに応じてくれる可能性があります。
また、条件を少し変えることで求めに応じてもらえることもあります。
まとめ
この言葉は、相手が求めるものに応えられないときに用います。
何かを断るときは、断られる側の気持ちに配慮をした伝え方をしましょう。
相手の気持ちに配慮することで、角が立ちにくくなります。
