ここでは「ご返信遅くなり申し訳ございません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご返信遅くなり申し訳ございません」とは?
「ご返信遅くなり申し訳ございません」は、メールやFAXへの返信が遅れてしまった時に使うお詫びの表現です。
現在では主としてメールに対して用いられており、いつまでにと決められていた期限があればそれに遅れてしまった時に、それ以外にも明らかに遅くなったといった時に礼儀として使われます。
このままではなく、「ご返信が〜」とするのが一般的なため、その形で用いることがほとんどで、「ご返信が遅くなり申し訳ございません。○○の件ですが〜」のように、この後に肝心の用件になる内容を続けます。
「ご返信遅くなり申し訳ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご返信遅くなり申し訳ございません」は、それが遅くなったことへのお詫びとして、返信になるメールの文頭で用います。
返信期限になる期日に遅れたといった場合以外には、それが翌日以降になってしまったといった場合に使われることが多く、その翌日であればわざわざこのように用いることはないケースがほとんどです。
ビジネスでのメールは受信できる端末が決まっていることが多く、よほどの急ぎでない限り、その翌日で特に遅いということもないため、無理にこの表現を使う必要はありません。
「ご返信遅くなり申し訳ございません」を使った例文
・『ご返信遅くなり申し訳ございません。○○の件については予定通りにお願いいたします』
・『平素よりお世話になっております。この度はご返信遅くなり申し訳ございません』
「ご返信遅くなり申し訳ございません」の類語や言い替え
・『お返事が遅くなり申し訳ございません』
この「お返事」とすると、電話での連絡が遅くなったという場合にも使える表現になります。
メールやFAXに対して使うこともできるので、「ご返信〜」と包括した表現だと考えて構いませんが、口語で用いる時には「遅くなり」という使い方はあまり向いていないため、その部分を「遅くなりまして」とすることが多いです。
まとめ
「ご返信遅くなり申し訳ございません」は、主にメールでの返信が送れてしまったという時のお詫びとして用いられます。
「ご返信が〜」として使うことがほとんどで、特にその期限が決められている訳ではない場合でも、メールをもらった日の翌日までにそれができなかった時に礼儀として用いることもできる表現です。