「ご送付いただけませんでしょうか」とはどう表現する?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご送付いただけませんでしょうか」とは?
「ご送付いただけませんでしょうか」とは、相手に資料等を送付してもらいたい旨をお願いする表現です。
実際の資料やパンフレットなどのものに限らず、データや情報などを送付してもらいたいという時にもこの表現が使用されます。
「ご送付いただけませんでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご送付いただけませんでしょうか」という表現をメールで使用する際の注意点としては、具体的に送付してもらいたいものを特定して伝えることが挙げられます。
送付希望のものが特定されていない状況となると、依頼を受けた相手も困惑してしまい、間違ったものを送付してしまう恐れがあります。
また、送付をお願いする際には、なるべく期日を伝えるようにしておけば、相手もスケジュールを考えて対応できます。
会話で使用する際にも具体的にどのようなものをいつまでに送付してもらいたいのかを明確に伝えることが重要となります。
相手に手間をかけさせてしまうことなので、頻繁に「ご送付いただけませんでしょうか」と依頼してしまうと迷惑になってしまう可能性もあります。
「ご送付いただけませんでしょうか」の正しい敬語表現
「ご送付いただけませんでしょうか」を敬語で表現する場合、比較的やり取りが多い相手に対しては、そのまま使用しても問題ありません。
目上の方や顧客に対してお願いする場合には、「ご送付いただくことは可能でしょうか」や「ご送付いただけると幸いです」といった表現が適切です。
相手に送付する義務がないときなどは、「お忙しいところを恐れいますが」や「大変恐縮ですが」という言葉を付けてから「ご送付いただけると幸いです」と表現すると非常に丁寧です。
「ご送付いただけませんでしょうか」を使った例文
・『お手数をおかけしますが、資料をご送付いただけませんでしょうか』
・『最新のデータについて、明日までにご送付いただけませんでしょうか』
・『お忙しいところを大変恐れ入りますがご送付いただくことは可能でしょうか』
「ご送付いただけませんでしょうか」の類語や言い替え
「ご送付いただけませんでしょうか」の類語や言い替えの表現としては、「ご提供いただけませんでしょうか」という表現を使います。
まとめ
「ご送付いただけませんでしょうか」という言葉は、資料のやり取りが頻繁にある仕事に従事している人は使う機会が多いと言えます。
正しい使い方を身に付けておくと、相手に資料提供等をお願いする際にスムーズにやり取りができます。
