「ご都合よろしいようでしたら」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご都合よろしいようでしたら」とは? ビジネス用語

「ご都合よろしいようでしたら」とは?

相手の都合を確認する言葉で、「都合がよければ」という意味になります。

「よい」を敬語にしたのが「よろしい」で、「問題がない、うまくいっている」といった意味があります。

「ご都合よろしいようでしたら」は、何かに誘ったり依頼したりする場合に使用する言葉です。

都合が悪ければ断っても構わないというニュアンスがあるので、婉曲的な表現になります。

「ご都合よろしいようでしたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご都合よろしいようでしたら」「都合がよければ」を丁寧にした言い方なので、取引先など目上の人に対して使用しても問題ありません。

何かをすすめたり、イベントなどに招待する場合に使用する言葉です。

相手の都合を優先した言い方なので、どうしても参加してほしい場合や参加が必須の会議などに相手を呼ぶ場合には適していません。

その場合には、「ご都合よろしいようでしたら」をつけずに「ご参加ください」とか「ご参加願います」などストレートに伝える方がいいでしょう。


「ご都合よろしいようでしたら」を使った例文

・『来月、創立30周年の祝賀行事を行いますので、ご都合よろしいようでしたらぜひご参加ください』
・『ご都合よろしいようでしたら、この後の懇親会にも参加していただけませんか』


「ご都合よろしいようでしたら」の類語や言い替え

「ご都合よろしいようでしたら」には、「ご都合がよろしければ」「さしつかえなければ」などの言い替え語があります。

「よろしければ」「よい」を丁寧にした「よろしい」の仮定形なので、「ご都合よろしいようでしたら」と意味は同じです。

「ご都合がよろしければ」もビジネスシーンではよく使われる表現で、「ご都合よろしいようでしたら」よりもシンプルな表現になります。

「ご都合よろしいようでしたら」の方が回りくどく感じられることもあります。

また、「さしつかえなければ」には、「不都合がなければ」という意味があります。

不都合がないということは都合が良いということです。

まとめ

「ご都合よろしいようでしたら」は、相手を誘ったり何かを依頼したりする場合に使用する言葉です。

都合が悪ければ断っても大丈夫だというニュアンスが含まれる婉曲的な表現になります。

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