間違っていないか、不安になる敬語もあるもの。
「されてましたでしょうか」の正しい使用方法を見ていきましょう。
「されてましたでしょうか」とは?
「されてましたでしょうか」は「されてました」そして「でしょうか」が組み合わさった表現です。
「されてました」は「されています」の過去としての意味があり、相手を高める力があります。
「でしょうか」は丁寧な表現です。
「していましたか」という解釈ができます。
「されてましたでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
まとまった休みが明けた後に、取引先の方にビジネスメールを送りたい時があります。
いきなり本題に入るのが野暮に思える時は、場を和ます簡単な文を入れてから、本題に移っていきましょう。
一方で「されてましたでしょうか」は言葉が続き過ぎてしまうので、鬱陶しく感じられる場合も。
他の言い回しも頭に入れておくといいでしょう。
「されてましたでしょうか」を使った例文
・『ゴールデンウィークは何をされてましたでしょうか』
・『お正月休みは、何をされてましたでしょうか』
「されてましたでしょうか」の類語や言い替え
似ている言い方に「いただけましたでしょうか」もあります。
例えば試供品を配っている時に「もうお試しいただけましたでしょうか」と使えます。
短い文にしたい時は「もうお試しいただけましたか」と調整します。
「されてましたでしょうか」が過去をメインに伝えているのに対して「されてましたでしょうか」は過去と現時点をどちらも述べる言い方になっています。
このほか言い替えの表現に「いかがお過ごしでしょうか」や「どのようにお過ごしになられましたか」があります。
どちらも連休明けの書き出しに使える、丁寧な表現になっています。
まとめ
「されてましたでしょうか」を解説しました。
色々な表現を学んで、敬語の力を引き上げていきましょう。