大人っぽい表現を使いたいことがあります。
「ざっくばらんな意見交換」のビジネス敬語について学んでいきましょう。
「ざっくばらんな意見交換」とは?
この場合の「ざっくばらん」とは、非常にカジュアルなこと、明け透けという意味があります。
気取りのないという意味が強く、建前だけでなく本音で語りたい時に使われています。
「ざっくり」をイメージさせる表現です。
また「意見交換」は話し合い、打ち合わせ、ミーティングをあらわします。
「気取りのない話し合い」「腹を割った打ち合わせ」このようなニュアンスを持つ表現といえるでしょう。
「ざっくばらんな意見交換」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
言いにくいことも赤裸々に伝えて欲しい、このような意図で相手に伝えたいことがあります。
格式ばった話し合いでなく、膝を交えた話し合いをしたい時の言い方が「ざっくばらんな意見交換」にあたります。
カジュアルでアットホームな打ち合わせをしたい時に取り入れていきましょう。
一方で堅苦しい場で「ざっくばらんな意見交換」は、少々いびつに聞こえることも。
他の言い方もマスターしておき、相手や場にあう言葉を選び取っていきましょう。
「ざっくばらんな意見交換」を使った例文
・『ざっくばらんな意見交換をお願いいたします』
・『緊張感のない、ざっくばらんな意見交換をしたいと思っています』
「ざっくばらんな意見交換」の類語や言い替え
似ている言い方に「ぶっちゃけ」があります。
「本音を言うと」という意味がありますが、こちらも取引先には使いにくい言い方です。
「本当のことをお話しいたしますと」など落ちついた言い方に整えていきましょう。
言い替えの表現に「忌憚のないご意見」や「オープンな話し合い」「率直なご意見」があります。
「当日はどうぞ遠慮なさらず、率直なご意見をお願いいたします」と会議前に使えます。
覚えておきましょう。
まとめ
「ざっくばらんな意見交換」を解説しました。
気になるフレーズをひとつずつ学んで、敬語力の向上に役立てていきましょう。