この記事では「したい一心で」について解説をします。
「したい一心で」とは?
ある事柄を行いたくて、という意味です。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「温かいものを飲みたい」といった使い方をします。
「一心」は一つの物事に心を集中することをいいます。
「一」はもっぱら、「心」はこころ、きもちという意味を持つ漢字です。
「したい一心で」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手がある事柄を行いたいために何かをしたときに用います。
Aさんは新商品の開発に携わっています。
新しい商品をお客さまに届けることによって、お客さまに喜んでもらいたいと思っています。
喜んでもらえるということに心を集中させて、Aさんは日々新商品の開発に取り組んでいるのです。
このことを「満足していただける商品をお届けしたい一心で、商品開発に取り組んでおります」といったように表現します。
今度は資格取得のことで説明をします。
Bさんは資格を取ることを目標に勉強を頑張っています。
この資格があれば、今よりも仕事の幅が広がり、自分のやりたいことができるようになるので、何としてもこの資格を取りたいと考えています。
このさまを「資格を取得したい一心で勉強に励んでいます」といったように表現します。
「とにかくこれをやりたい」といった物事に関して使われる言葉です。
「したい一心で」を使った例文
・『開催したい一心で交渉を進めております』
「したい一心で」の返答や返信
何を行いたいのかによって返答の内容が変わります。
資格取得のために勉強しているといったときは、努力に対して何らかの言葉をかけるとよいでしょう。
頑張りを認める言葉をかければ、励みになるはずです。
雑談の場合は、自分の考えなど述べるとよいでしょう。
相手はスポーツを行っていて、その試合に出たいので練習を頑張っていると雑談をしたとします。
そのときは、どのような練習をしているのか、どんな試合なのかなど尋ねてみてはどうでしょうか。
まとめ
この言葉は、これをやりたいという話し手の希望を表すものです。
その事柄に心を集中させているさまを表しています。
