ここでは「している最中」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「している最中」とは?
「している最中」は、何かをしている間だという意味で使われます。
「その時間でしたら仕事をしている最中なので、電話には出られないかも知れません」と用いる表現で、この場合にはその時間は仕事をしている間なので、電話に出られないかも知れないと言っていることになります。
「そのトラブルの件でしたら、現在対応している最中です」などと、今何かを行っているといった用い方をすることも多く、このように使う側だけでなく、誰かがそのような様子だと用いても構いません。
「している最中」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「している最中」で使っている「最中」は、本来は今が一番盛りの時だという意味になります。
つまり、全体を通して一番盛り上がりのある部分だと用いるための表現ですが、何かを「している最中」といった使い方をした場合、その間だという解釈で構いません。
そちらの意味で、ビジネスシーンでも「今は○○をしている最中なので、もう少し待ってもらえませんか」のような用い方をすることが多く、少し丁寧にすると「行っている最中」という形になり、そちらでもよく使われています。
「している最中」を使った例文
・『正にその部分のデバックをしている最中ですので、もう少しお待ちください』
・『○○さんは今外出している最中なので、戻り次第、本人から返しのお電話をさせていただきます』
「している最中」の類語や言い替え
・『している途中』
この「途中」としても、よく似た意味で使うことができます。
ですが、同じ何かの間だという意味でも、「最中」はそれが進行中だと言っており、それをしている、または行われているという解釈になるのに対し、「途中」とすると、そのような動きのある表現ではなく、単にその間の状態だと用いられます。
そのため、厳密に言えば異なる意味の表現になります。
まとめ
「している最中」は、何かをしている間だという意味で用いられています。
自分がそういった間だという使い方や、誰かがそのような様子だと用いることができ、これを丁寧にした「行っている最中」という形で使われる場合もよく見られます。
