「している次第でございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「している次第でございます」とは? ビジネス用語

「している次第でございます」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「している次第でございます」とは?

「している次第でございます」とは、「このような状況になっています」を意味しているビジネス用語です。

「している次第でございます」「している次第」という表現は、「ある経緯があって、その結果として現在の状況(状態)がある」といった意味のニュアンスを持っています。

「している次第でございます」「ございます」は、聞き手に敬意を示せる「である・です」の丁重語(謙譲語Ⅱ)になっています。


「している次第でございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「している次第でございます」のビジネス用語は、「ある状況や結果になっている物事の経緯(いきさつ)を伝えたい場合」に使う使い方になります。

例えば、ビジネスメールの書き言葉で「機械の予期せぬ故障によって、商品の製造が遅れている次第でございます」などの文章で使うことができます。

対面で会話をする際の話し言葉でも「このような事態に陥っている次第でございます」などの言い回しで使われます。

使うときの注意点は、「ある物事がどうやって現在のような状況になったのかのあらましを、ある程度合わせて説明したほうが誤解なく伝わりやすい」ということです。


「している次第でございます」を使った例文

・『弊社の担当者が急病で緊急入院したため、このように仕事が停滞している次第でございます』
・『私どもの経営努力の不足によって、決算の数字が赤字になってしまっている次第でございます』
・『世の中の景気や物価高にも影響されて、現状のような売上の実態になっている次第でございます』

「している次第でございます」の類語や言い替え

「している次第でございます」の類語・言い替えの表現を紹介します。

・『している次第です』
・『する運びとなります』
・『という経緯がございます』
・『する所存でございます』
「している次第でございます」のもっともシンプルな言い替えは、丁寧語の「している次第です」になります。

「ある物事がそうなるに至った経緯」を意味しているため、「する運びとなります」「という経緯がございます」でもほとんど同じ意味を表せるのです。

まとめ

「している次第でございます」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「している次第でございます」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを知りたいときは、この記事の解説内容を参考にしてみてください。

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