この記事では、「しやすくなります」の使い方に関して解説します。
「しやすくなります」とは?
「しやすくなります」とは、分解すると英語の「do」の意味の「する」、それにくっついた「容易だ」という意味の「やすい」、そして、方向を表す「く」、最後に「変化する」という意味の「なる」ということになります。
これらを繋げると「やるのが容易な方向に変化する」という意味になります。
これを、最も簡単な表現にすると「やりやすい」になります。
ここまでの解説で分かるように、この言葉はそれ自体にはあまり意味がなく、前に来る名詞などが「簡単になる」ということを言っています。
「しやすくなります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「しやすくなります」をビジネスで使用する場合に、まず気をつけなければならないのは、「しやすい」という表現です。
これはまあ「イージー」であるということになるわけで、これを聞いている相手が「全然イージーじゃない」と思ってしまうと、結果としては、こちらへの反感だけが残ってしまうということになります。
「しやすくなります」の正しい敬語表現
「しやすくなります」を敬語表現にする場合には、まずは、先頭の「する」を敬語にする必要があります。
この時、なにかを「する」のは、自分なのか、相手なのかは明確になっていません。
その湯な状態では、尊敬語の「なさる」にするのか謙譲語の「いたす」にするのかが決められません。
そんなときにはどちらかを決め打ちにするしかないので、尊敬語決め打ちにすると、「なさりやすくなります」となります。
あとは、前後に適切な敬語表現をくわえれば完成になります。
「しやすくなります」を使った例文
・『暖かくなったので、通勤がしやすくなります』
・『メンテナンスに出したのでトランペットの演奏がしやすくなりました』
「しやすくなります」の類語や言い替え
「しやすくなります」の類語としては、「用意になる」、「イージーになる」、「やりやすくなる」などになります。
まとめ
この記事では「しやすくなります」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「しやすくなります」を使ってみてはいかがでしょうか。
