この記事では「すら」について解説をします。
「すら」とは?意味
前後の言葉によって意味が変わり、「〜でさえ」という意味のこともあれば、「〜なのに」という意味のこともあります。
「すら」は、極端なことを例として出して、他を推し量らせる意味があります。
また、普通考えられない、あってはならないことが起こるという意も表します。
「すら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、「〜でも」という意味で用います。
難しい課題に直面している場面で説明をします。
Aさんは非常に難しい問題に直面しています。
自分の力で解決しようとしているのですが、どうしてもできません。
そこで、先輩に相談をしてみました。
しかし、先輩も問題を解決することはできませんでした。
そこで、知識も経験も豊富なAさんが尊敬する人に相談してみました。
その人は、いろいろ調べたりして考えてくれたのですが、問題解決のためのよいアイデアは浮かばなったようです。
知識や経験が豊富な人なら、問題を解決できそうな気がします。
しかし、その人にもできなかったのです。
このさまを「尊敬する○○さんですら問題を解決できない」といったように表現します。
「すら」を使った例文
・『コピー用紙1枚ですら無駄にしない』
・『当社の○○ですら太刀打ちできません』
「すら」の返答や返信
紙1枚でも無駄にしていませんと伝えているとします。
この人は非常に物を大切にしているといえるでしょう。
経費削減にもつながるので、こういった姿勢は褒めたいものです。
自分もそういったことができるとよいです。
ある人に相談をしたけれど、その人でも問題を解決できないと伝えているとします。
その場合は、問題解決のために何とかしなければなりません。
他の人にあたってみる、自分でいろいろ調べてみるなどするとよいでしょう。
どうしても難しいときは、いったん放置するとよいかもしれません。
しばらく時間をおくと、よいアイデアが浮かぶことがあります。
まとめ
この言葉は「〜でも」という意味で用います。
この前後にはさまざまな言葉をつけることができ、さまざまな場面で用いることのできる言葉です。