社会人らしい言い回しを知っていると、どのような場に行っても気後れせずにすみます。
「せっかくの休み」の正しい使い方と、適切な表現を見ていきましょう。
「せっかくの休み」とは?
この場合の「せっかくの」は「このような貴重な日なのだから」というニュアンスが含まれています。
後半に「休み」が付いているので「せっかくの休み」で「貴重なお休みなのだから〇〇したい」という思いがくみ取れます。
めったに取得できない休日を楽しみたい、あるいは楽しんで欲しい、このような場で使われています。
休暇にまつわるワンフレーズといえるでしょう。
「せっかくの休み」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
有給休暇を取る方に「お休みだから羽を伸ばしてくださいね」と伝えたいことがあります。
また貴重な休みの日なのに体調を崩して、満足な休暇が取れなかったケースもあるかもしれません。
貴重なお休み、価値あるお休みというニュアンスで用いられているのが「せっかくの休み」にあたります。
休みに重みを持たせる意味があるので「存分に楽しんでください」とお伝えしたい時に取り入れていきましょう。
一方で「せっかくの休み」は目上の方や社外の方には、使いにくい表現です。
同僚や目下の方に適したカジュアルな言い方なので、線引きをはっきり付けておきましょう。
「せっかくの休み」を使った例文
・『せっかくの休みなので、ゆっくりお過ごしください』
・『せっかくの休みなのに、風邪で1日つぶれました』
「せっかくの休み」の類語や言い替え
似ている用語に「せっかくのお休みなので」があります。
「休み」を「お休み」に整えるだけでビジネスパーソンらしい落ちついた文になっています。
また言い替えに「せっかくの機会なので」や「ご厚意でいただいた休日なので」があります。
まとめ
「せっかくの休み」を解説しました。
色々なフレーズを心得ていると、仕事場で明るく活躍できます。
敬語力を磨いて、活躍できる人を目指していきましょう。