「そういうわけで」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「そういうわけで」とは?
「そういうわけで」とは、ビジネスメールや敬語での文章などにおいて「そのような経緯によりまして」あるいは「さまざまな流れを経て」などという意味合いで用いられている言い回しです。
数多くのビジネス関係者や事業協力者などと共に支え合いながら進めていく必要があるような長期的な取引や重要な事業などを執り行っていく過程で、先方に向けて「そのような訳なので」ないし「いくつかの理由によって」などというニュアンスで使用されています。
「そういうわけで」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「そういうわけで」とは、「最終的には」もしくは「紆余曲折(うよきょくせつ)を経た末に」などという意味合いで使われている文言です。
普段から仕事や職務などで付き合いのある業務担当者や取引管理者などへ向けて、「事前に述べたとおりに」または「以前調整した内容に従って」などというニュアンスで用いられており、併せてその後の展開や動向などについても丁寧にお知らせしておく必要があります。
「そういうわけで」を使った例文
・『そういうわけで、本プロジェクトにおかれましては関係者各位が認識しているプロセスで来週より進めていきたいと存じます』
・『そういうわけでこの程プロジェクトリーダーに任命されました○○社に所属しております◎◎と申しますので、引き続きよろしくお願いいたします』
「そういうわけで」の類語や言い替え
・『そのような理由によりまして』
・『それまで話していた流れに沿って』
・『ここまで来るまでにはいろいろございましたが』
まとめ
「そういうわけで」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「そのような事情によって」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。
