「そのくせ」は前の事柄と反対の事実や事柄を述べる時や提示する時に使う言葉です。
「そのくせ」とは?
「そのくせ」は前の事柄と反対の事柄を述べる時や相反する事実を導く時に使う言葉です。
「そのくせ」はややカジュアルな言葉であり、反対の意見を述べることから使う場所や相手を選ぶものとなります。
「そのくせ」は同僚や友人などの親しい関係性の間や会話では使いやすく、目上の人や上司の場合には他の言葉に言い替える方がいいとされています。
「そのくせ」をより丁寧に表した言葉には「それなのに」や「そうにもかからわず」、「それでいながら」、「そのうえ」があり、こちらは会話以外にも文章で使うことが可能です。
「そのくせ」は基本的に会話で使う言葉であり、漢字表現である「其の癖」は仕事の文章ではあまり使いません。
「そのくせ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「そのくせ」は前の事柄と相反する事実や反対の事柄を導く時に使う言葉であり、カジュアルな言葉なので仕事で使う場合には場所や相手を選ぶことが大切です。
「そのくせ」は口語で使う言葉であり基本的にメールでは使いません。
真面目な会議や取引の場合にはより丁寧な表現である「それでいながら」や「そのうえ」の方を使います。
「そのうえ」は単純な事実や内容を追加する意味の言葉であり色々な場所で使うことが可能です。
「そのくせ」を使った例文
・『彼は昨日遅れてきたのですが、そのくせ謝りすらしないので内心ではとても怒っていました』
・『彼はとても丁寧な物腰で話しかけてきたが、そのくせ横柄な態度を取ってきたので驚きました』
「そのくせ」の類語や言い替え
「そのくせ」の言い替え語には「それなのに」や「そうにもかからわず」、「そのうえ」があります。
どちらも接続詞のように使うことが可能であり、初めて会う人や上司、取引先の相手などに使われます。
まとめ
「そのくせ」は前の事柄と相反する事柄や事実を導く時に使う言葉であり、カジュアルな表現であることから基本的に会話で使うのが特徴です。
「そのくせ」の言い換え語には「そのうえ」があり、こちらの方が一般的に使いやすくなっています。