この記事では、「その後いかがでしょうか」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「その後いかがでしょうか」とは?
「その後いかがでしょうか」は、あることが起きてから時間が経ち、どうなったか尋ねる丁寧な表現です。
「その後+いかが+でしょうか」で成り立っている語で、「その後」は「あるものごとが起きてからのち」、「いかが」は「如何」と書き「ものごとの成り行きや状態、不明な内容などを示す表現・どのように」、「でしょうか」は丁寧語「です」の未然形「でしょ」に、推量の意味の「う」、疑問の終助詞「か」が付いた語、全体で「それからのちはどのようだろうか」の敬語表現にいなります。
「その後いかがでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「その後いかがでしょうか」は、相手に書類や仕事、判断を任せた状態の時に使われます。
期限を設けていないことの場合、相手の事情により回答が遅れることもあります。
催促する表現ですので、最初のうちはあまり何度も使わない様にしましょう。
「お忙しいところ恐縮ですが」などのクッション言葉も使うと良いでしょう。
「その後いかがでしょうか」の正しい文章表現
「その後いかがでしょうか」の正し文章表現は以下の通りです。
・『その後ご進展のほどはいかがでしょうか』
「ご進展」の「ご」は美化語の接頭辞、「進展」は「事態が進行して新たな局面があらわれること」、「〜のほど」は「断定を避け言葉の意味をやわらげる語」で、より丁寧な表現になります。
「その後いかがでしょうか」を使った例文
「その後いかがでしょうか」を使った例文は以下の通りです。
・『先週申込書をお送りいたしましたが、その後いかがでしょうか』
・『キャンペーンの提案書を提出いたしましたが、その後いかがでしょうか』
・『新プロジェクトを立ち上げるとうかがっておりますが、その後いかがでしょうか』
「その後いかがでしょうか」の類語や言い替え
「その後いかがでしょうか」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『進捗状況をお教えいただけますか』
・『現在どの様な状況でしょうか』
・『最新の情報をお知らせ願えますか』
まとめ
今回は「その後いかがでしょうか」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。