この記事では「その際はまたよろしくお願いできればと思います」について解説をします。
「その際はまたよろしくお願いできればと思います」とは?意味
そのときにはまたある事柄をして欲しいと思います、という意味です。
「その」は話し手が当面している事柄を指します。
「際」は、とき、場合という意味です。
「また」は、以前にあった事柄がもう一度繰り返されるさまを表す語で、ふたたびという意味になります。
「よろしく」は、人に頼みごとをする際に添える言葉です。
「お願い」は「願い」の謙譲語になります。
「できれば」の「ば」は、実現していない事柄を仮に実現したとする条件を表します。
「雨が降ったならば中止にする」のような使い方をするものです。
「その際はまたよろしくお願いできればと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、同じような事柄があったときに、また聞き手にお願いをしたいという、話し手の気持ちを伝えるために用います。
A社がイベントに出店したことで説明をします。
A社はこのイベントに出店するのは初めてです。
わからないことが多く、うまくできるか不安があります。
以前にB社が出店をしていたので、親しくしていることもありB社に協力をお願いしました。
B社は快く引き受けてくれました。
そのおかげもあって、無事にイベントを終えることができました。
このイベントは毎年開催されています。
来年もA社は出店しようと思っており、そのときにはまたB社に協力をお願いしたいです。
この気持ちをこの言葉で表現します。
「お願いできればと思います」の部分は「お願いします」とすることもできます。
このような形だと丁寧に頼んでいる印象になります。
「その際はまたよろしくお願いできればと思います」を使った例文
・『また○○があると思いますので、その際はまたよろしくお願いできればと思います』
「その際はまたよろしくお願いできればと思います」の返答や返信例
「よろしく」と伝えられているので、こちらからも「よろしく」の意を伝えるとよいでしょう。
または、お願いをされているので「わかりました」の意を伝えることもあります。
そのときになったら、相手の方から声をかけてくるはずです。
もうお願い事を引き受けることができないならば、お断りの言葉を伝えておきます。
その際に「すまない」という気持ちを示すことが大切です。
「すまない」という気持ちを示すことで、相手が受ける衝撃が和らぐと期待できます。
まとめ
この言葉は、また同じような事柄があったときに何かを頼みたいという意味です。
こういったことを伝えておくと、また力を貸してくれると期待できます。