この記事では、ビジネスシーンでよく使われる「その認識で間違いございません」のふれーずについて、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「その認識で間違いございません」とは?
「その認識で間違いございません」における「認識」の読みは「にんしき」で、「物事を知り、その本質や意義などを理解すること」を意味する言葉です。
また「間違いございません」は「間違いありません」の「ある」を尊敬語の「ござる」に換えた表現で、「間違いない」との意味の丁寧な敬語表現です。
したがって、「その認識で間違いございません」とは、「その理解で間違いない、その理解で正しい」との意味の敬語表現となります。
「その認識で間違いございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「その認識で間違いございません」とのフレーズは、自分が説明した内容や資料に対して、目上の人が「ここは、こういう認識で間違いないですか」や「ここは、こういう理解で良いですか」と確認された場合に、それで間違いない時に使われるフレーズです。
したがって、このフレーズは比較的やり取りが早い面と向かっても会話やチャットで使われることが多い表現です。
また、この「その認識で間違いございません」のフレーズは正しい敬語表現ですが、全体の敬意のバランスを考えると「認識」に敬意を表す接頭辞の「ご」を付けて、「そのご認識で間違いございません」とする方がより良いと言えます。
「その認識で間違いございません」を使った例文
・『その認識で間違いございません。分かりにくい説明で申し訳ありません』
・『月末現金払いというその認識で間違いございません』
・『その認識で間違いございません。誤解を招かないよう資料の推敲を行います』
「その認識で間違いございません」の類語や言い換え
「認識」の類語としては「理解」や「解釈」が挙げられます。
したがって、「その認識で間違いございません」は「その理解で間違いございません」や「その解釈で間違いございません」と言い換えることが出来ます。
また、「間違いない」は「正しい」や「適切」と言い換えることが出来、したがって「その認識で間違いございません」は「その認識で正しゅうございます」や「その認識で適切でございます」と言い換えることも出来ます。
さらに意訳的に「その通りでございます」や「おっしゃる通りでございます」等と言い換えることも可能です。
まとめ
「その認識で間違いございません」とは、「その理解で間違いない、その理解で正しい」との意味の敬語表現です。
目上の人から「ここは、こういう認識で間違いないですか」や「ここは、こういう理解で良いですか」と確認された場合に、それが正しい際に、返答として使われる定型フレーズです。
