「それにともない」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「それにともない」とは? ビジネス用語

この記事では「それにともない」について解説をします。

「それにともない」とは?意味

ある事柄と一緒に、という意味です。

「それ」は、聞き手が当面している事柄、聞き手が今話題にした事柄を指します。

「ともない」は、ある事柄に付き従って別の事柄が起こる、ある物事が同時に別の物事を併せ持つという意味です。


「それにともない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある物事と一緒に別のある物事が起こるときに使用をします。

「それ」が指すものはこの言葉の前に述べています。

何が起こるのかは、この後に述べます。

たとえば、「原材料の見直しをし、それにともない価格が変更となります」といった使い方をします。

ある製品は原材料の見直しをしました。

さらによい製品を作るために、原材料を見直すことにしたのです。

原材料の見直しによって、これまでとは仕入先が変わったため、コストも変わりました。

それによって、商品の価格も変わります。

このとき、原材料の見直しということと、商品の価格変更ということが同時に起こっています。

このように、ある事柄に付き従って別の事柄が起こるときに、「それにともない」を使用します。

ある一つの事柄だけしか起こらないときには使用しません。

たとえば、原材料の見直しをしても商品の価格が変わらないならば、ある事柄に付き従って別の事柄が起きているとはいえません。


「それにともない」を使った例文

・『○○さんが就任をしました。それにともない、□を行います』

「それにともない」の返答や返信

何が起こるのかによって返す言葉が変わります。

「こうしてください」とお願いをされたときは、それができるのか、できないのかを答えます。

断る場合は伝えにくいかもしれませんが、返事をすることが大切です。

返事をしないと、再度お願いをされる可能性があります。

価格が変更になるなど何かのお知らせをしてくれたときは、知らせてくれたことへお礼を述べましょう。

知らせれた内容に疑問点があれば、質問をしてください。

まとめ

この言葉は、ある事柄に付き従って別の事柄が起こるときに使用をするものです。

「それ」が何を指すのかは前に述べましょう。

一つの事柄だけしか起こらないときは使わない点に気をつけてください。

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