「だたし」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「だたし」とは? ビジネス用語

ここでは「だたし」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「だたし」とは?

「だたし」は誤用で、「ただし」が正しい使い方です。

よって、以下こちらの「ただし」として解説していきます。

この言葉はですが、と言い替えることができます。

「今回だけは大目に見ることにします。

ただし、二度と同じことをしないように」
といったような使い方になり、そのまま「ですが」と言い替えることができ、これより前に述べた内容の通りにする、とは言っても、そうではあるが、という用い方をするための表現です。

「当日は雨天決行となります。

ただし、台風など大幅な天候の乱れがあった場合にはその限りではありません」
のような使い方は日常的によく見られ、ビジネスシーンでも色々な用い方で口語、文章を問わず見聞きします。

注意点として、強めの表現になってしまうので、使う相手は選ばないといけません。


「ただし」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ただし」は、先のように、少しきつめの言い方で注意などを続けるという使い方になる表現です。

よって、社内でも上司や目上の人を相手にする時にはあまり用いるべきではなく、「ですが」の方を使う方がいいでしょう。

そちらであれば特に失礼になることはなく、他社が相手でも問題なく用いることができます。

文章で使う時には「但し」と漢字にできますが、それほど見掛けることはなく、無理にそう使う必要はありません。

尚、「正し」とするのは間違いなので気をつけてください。

発音こそ同じながら、そちらにするとその通りであるという意味になり、ここで紹介している「ただし」とはまた別の言葉になってしまいます。


「ただし」を使った例文

・『こちらは3個で300円です。ただし、1個100円でのバラ売りはしていません』
・『ここまでは順調です。ただし、そこまでペースがいい訳でもないので気を抜かないようにしてください』

「ただし」の類語や言い替え

・『しかしながら』
こちらも「ただし」の言い替えになる表現です。

「ですが」「とは言っても」と同じく、そのまま置き換えることができ、とても丁寧に同様の意味で使えます。

口語で使うには向いていませんが、文章で他社や目上の人を相手に用いる場合に適しています。

まとめ

「だたし」は、「ただし」の誤用なので、そのまま用いないように注意してください。

その「ただし」「ですが」と言い替えることができ、そうではあるもののという意味で使われており、ある程度強くそのように伝えたい場合に用いられる表現です。

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