「ちなみに」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ちなみに」とは? ビジネス用語

ここでは「ちなみに」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ちなみに」とは?

「ちなみに」は、ついでに言うと、といった意味になります。

「その部分はこのように使います。

ちなみに、こういった使い方をすることもできます」
といったような用い方になり、この表現より前に説明したことに、補足として付け加えたい内容をこの後に続けるための表現です。

「それは○○という名称です。

ちなみに、△△という異名で呼ばれることもあります」
などといった使い方もよくされており、もう一言それを伝えた方が相手に親切だと思われる追記に用いられます。

文章だけでなく、口語で使われることも多い表現で、「参考までに」と言い替えると丁寧に使い方になります。


「ちなみに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ちなみに」は、比較的軽いニュアンスで補足を続ける使い方になる表現です。

よって、ビジネスシーンにはあまり適しておらず、そちらのシーンでは先に挙げた「参考までに」と使う方がいいでしょう。

「ちなみに」のまま使えないこともありませんが、あまり親しいとは言えない相手には些かフランクに聞こえる懸念があるので注意してください。

文章で用いる場合、漢字にして「因みに」と表記することができます。

ただし、変に堅くなるだけで、ニュアンス自体が変わる訳ではないため、あまりおすすめできません。

この表現以降がなくともそれほど問題がない場合に使う表現になるので、続けるのはあくまでついでに、という内容になると覚えておいてください。


「ちなみに」を使った例文

・『出張の来週の予定です。ちなみに東北の方へ行ってきます』
・『私も出席させていただきます。ちなみに○○さんも来ると言っていました』

「ちなみに」の類語や言い替え

・『なお』
この「なお」としても、同様の意味になります。

「それは○○と呼んでいます。

なお、△△という別名もあります」
のように、「ちなみに」と言い替えて使うことができ、こちらも口語、文章のどちらでも使われており、後者の時には「尚」とするとビジネス向けの少し堅い用い方になります。

まとめ

「ちなみに」は、ついでにこれも伝えておいた方がいいと思った内容を続けるための表現です。

少々フランクな使い方になるので、ビジネスで用いる時には「参考までに」や類語として紹介した「なお(尚)」と言い替えた方が適している場合が多いです。

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