「でいらっしゃいますね」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「でいらっしゃいますね」とは? ビジネス用語

「でいらっしゃいますね」とは?仕事の上での会話やメール文におけるこの言い回しの使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「でいらっしゃいますね」とは?

このフレーズで使われている「いらっしゃる」という言葉は、「ある」「いる」の尊敬語です。

取引先や上司、先輩などに敬意を示す際に用います。

「〜様でいらっしゃいますね」といったように人に対して使うことが多いですが、「ご出身は大阪でいらっしゃいますね」といった具合に事柄についても使うことが可能です。


「でいらっしゃいますね」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点

このフレーズは、最初に敬意を示して相手を高めた後に別の会話に移る場合と、最初に挨拶を済ませ、それに続けて使用する場合もあります。

「いらっしゃいますか」とはせず、「いらっしゃいますね」とすることで相手に対して敬意を表わせます。

このフレーズを使用する際の注意点は、二重敬語にならない用に気を付けることです。

「いらっしゃるでしょうか」のように使うと二重敬語になります。

また、よく耳にする似た表現の「でございますね」は物の存在に対して丁寧な表現をする場合に使用する語句のため、人に対して使うと誤用となります。


「でいらっしゃいますね」を使った例文

・『ご予約をいただいた○○様でいらっしゃいますね』
・『お客様は今現在、東京でいらっしゃいますね。お天気はいかがですか』
・『お客様はいつまでもお元気でいらっしゃいますね』

「でいらっしゃいますね」の類語や言い替え

このフレーズには、類語や言い替え語があります。

例えば、「おいでになる」「おられる」はより敬意を示したいときに用いられますが、やや古風な言い方で原題においては一般的ではなく、違和感も感じる表現です。

よって、「ある」の意味としては「でございますね」「いる」の意味としては「でおりますね」「にいますね」などが一般的です。

まとめ

「いらっしゃいますね」「ございますね」はどちらを使うのがよいか迷いやすいフレーズですが、そもそも「ございますね」は誤った使い方ですので、使用しないようにしましょう。

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