この記事では「といってもせいぜい」について解説をします。
「といってもせいぜい」とは?意味
しかし、どれだけ見積もってもその程度、という意味です。
「といっても」は、「しかし〜である」という意を表します。
「せいぜい」は、どれだけ多く見当をつけてもその程度であるさまをいいます。
「といってもせいぜい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、どれだけ多く見積もっても、たいしたことはない場合に使われることがあります。
ジャムの種類の数で説明をします。
ある企業ではジャムを販売しています。
今後、販売するジャムの種類を増やすことにしました。
より多くの種類があれば、お客さまは選ぶ楽しみが増えることでしょう。
また、味のバリエーションが増えることで、食べることが楽しくなります。
しかし、増えるといっても10種類も20種類も作るわけではありません。
たかだか3種類ほどです。
このさまを「種類が増えるといってもせいぜい3種類ほどです」と表現をします。
このように「しかし〜である」の意味で用いる言葉です。
それは重大なことだという場面では使いません。
たとえば、先の例でジャムの種類を今よりも10種類増やすとします。
これは、ジャムの種類の数としては多い方といえるでしょう。
このような軽く見られない場合には用いない言葉です。
「といってもせいぜい」を使った例文
・『といってもせいぜい5人ほどです』
「といってもせいぜい」の返答や返信
伝えられた事柄に対しての自分の考えを述べます。
たとえば、商品の種類をこれだけ増やしますと伝えられたとします。
その種類について、多い・少ない、この種類はあった方がよい・なくてもよいなど、自分の考えを伝えてみてください。
これから工場見学に来る人がいます、でもその数は多くありませんと伝えているとします。
その場合は、たとえ人数が少なくても丁寧に対応をしなければなりません。
これからやって来る人に対応するための準備をしましょう。
まとめ
この言葉は、しかしたいしたことではない場合に使われることのあるものです。
優れている事柄や驚くような事柄に関しては用いません。