「とうとう」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「とうとう」とは? ビジネス用語

ここでは「とうとう」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「とうとう」とは?

「とうとう」は、色々な過程を経た上で最終的には、とこの後に続けて用いるための表現です。

よって、「紆余曲折ありましたが、とうとう完成に至ることができました」のように使われることが多く、それまでに色々なことがあったが、最終的に完成させることができたと用いています。

複雑な事情などがあった場合も含め、そこまでの経緯から最終的にそうなった、そうすることができたという用い方になるため、それなりに長い間かかった末にそうなったと使われています。


「とうとう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「とうとう」は、それまでに何かしらの経緯などがあるからこそ使うことができますが、特にその結果に至るために何かを行った訳ではなくとも用いられる場合があります。

その時には、該当の件に関してはこれといって何もしていないものの、別にそれに携われなかった原因や理由があると使うことになり、「他にやることが色々とあったため、そちらにはほとんど手をつけることができず、とうとう10月になってしまいました」などといった用い方をされています。


「とうとう」を使った例文

・『こちらは開発期間中に色々と試行錯誤を繰り返し、とうとう作り上げることができた自信作になります』
・『途中で他の作業に深く関わることになってしまったため、そのための全く時間がとれず、とうとう完成させることができませんでした』

「とうとう」の類語や言い替え

・『ついに』
こちらを使って「ついに完成させることができました」といったような使い方をした場合も、それまでに色々な過程があったといった意味になります。

そして、こちらはそういったものがあってこそ使える表現になるため、それ以外のことで時間をとってしまったので、といった用い方をすることはできません。

まとめ

「とうとう」は、それまでに色々なことがあった末にその結果となった、という意味で使われています。

そのために特に何かをした訳ではなく、別の事情があっただめにそうなってしまったと用いることもでき、いずれの場合もそれなりに長い間かかった末に、と使う表現になります。

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