ここでは「ほしい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ほしい」とは?
「ほしい」は、何かを手に入れたいという意味になる言葉です。
店頭で「それがほしいのですが」と使えば、それと指しているものを手に入れたいと相手に伝えており、カウンター越しに購入したい商品を伝えるような時にはよく見られる使い方です。
こういった場合には「購入したい」と言っているのと同じで、口語だけでなく、文章で用いられることも多いです。
また、「○○さんが次は△△がほしいと言っていました」のように、自分がそう思っているという使い方だけでなく、誰かがそれを手に入れたいと言っていたといったような用い方をすることもできます。
「ほしい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ほしい」は、先の使い方のような、何かの商品などの物理的な対象ではなく、「もうこの仕事を始めて5年なので、そろそろ肩書きの1つでもほしいと思っています」のような用い方をしても構いません。
手に入れたいと表現できるものであれば何に対してでも使うことができ、文章で用いる時には「欲しい」と漢字にすることが多いです。
平仮名のまま用いられる別のケースとして、氏名の苗字で「星井」などという同音になる人を指している場合もあります。
この時には言葉としてではありませんが、一応そのような意味のこともないとは言えないため、そちらについても挙げておきます。
「ほしい」を使った例文
・『このカタログにある○○がほしいと思っているのですが、ちょっと高いので購入するか迷っています』
・『そこまでほしいとは思っていないので、その条件なら今回は諦めることにします』
「ほしい」の類語や言い替え
・『欲している』
「ほしい」と思う気持ちは、この「欲している」と表現できます。
よって、置き換えて使えることも多いですが、堅い使い方になってしまうため、口語で用いるには向いていません。
文章でも、「それを欲しているのですが」のように「ほしい」から言い替えると、意味こそ通るものの、普通に使うには適していないため、あまりこちらにして用いることはありません。
まとめ
「ほしい」は、何かの対象を手に入れたいという気持ちの表現になります。
自分がそう考えているという使い方以外に、誰かがそう言っていたという用い方をすることもでき、口語、文章のどちらでも使われています。
