この記事では「またお誘いいただけますと嬉しく思います」について解説をします。
「またお誘いいただけますと嬉しく思います」とは?意味
また誘って欲しいという気持ちを表す言葉です。
「また」は、前にあった事柄がもう一度繰り返されるさまを表します。
「お誘い」は「誘う」の連用形の「誘い」に「お」をつけています。
「お」をともなう動詞の連用形の後に、「いただく」を続けた形で、相手にある事柄をしてもらうのをへりくだっていう意になります。
「いただけ」が「いただく」のことです。
「嬉しく思います」は、この場合は「そうして欲しい」という意味で用いています。
「またお誘いいただけますと嬉しく思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かに誘ってもらったときに用います。
その誘いを受け入れたときも、断ったときも使うことができる言葉です。
たとえば、先輩から一緒に飲みに行こうと誘われたとします。
その日は予定が空いているし、先輩と一緒に飲みに行きたかったので、誘いを受け入れました。
今は店から出てそれぞれ帰るところです。
このときにこの言葉を伝えます。
または、後でお礼のメールを送るときに伝えます。
先輩が一緒に飲みに行こうと誘ってくれたのですが、今日は都合が悪くて飲みに行けません。
けれども、別の日なら都合がよいかもしれないので、また誘って欲しいです。
このようなときにも、この言葉を伝えることができます。
断られるとショックを受けるので、「もう誘わない」と考えてしまう人もいます。
しかし、この言葉を伝えておけば、別のときにまた声をかけてくれる可能性があります。
「またお誘いいただけますと嬉しく思います」を使った例文
・『今日は申し訳ありません。またお誘いいただけますと嬉しく思います』
「またお誘いいただけますと嬉しく思います」の返答や返信例
また誘うことができるならば、「また声をかける」という意を伝えるとよいでしょう。
誘われるのを待っていてくれるはずです。
また誘う気がなくても「もう誘わない」とはいいません。
このように言われれば嫌な気持ちになるでしょう。
また、冷たい印象を与えてしまいます。
誘って何かをした後にこの言葉を伝えられたときは、何かをしたその物事への感想を伝えるのもよいです。
メールは顔が見えないので気持ちが伝わりにくいのですが、感想があると心のこもった内容になります。
まとめ
この言葉は、また声をかけて欲しい気持ちを伝えるものです。
誘いを受け入れたときも、断ったときも使うことができます。
断ったときは、相手が受ける衝撃のことを考えて、気遣いを示す言葉も添えることが望ましいです。