ここでは「伸ばしております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「伸ばしております」とは?
「伸ばしております」は、何かが伸びているといった使い方をする表現です。
「この商品は毎月売り上げを伸ばしております」のような使い方になり、この用い方では毎月その商品の売り上げが伸びていると言っています。
このような売り上げなど、何かの結果がそうなっているといったように用いられることが多く、「彼は記録を着々と伸ばしております」などともよく使われます。
今がそのような状態だという意味で用いる表現のため、これらの使い方のように、毎月、着々と、序々にといった用い方が多くなっています。
「伸ばしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「伸ばしております」は、先のように何かが伸びている最中だと使われます。
意識的にそうしているという意味で、「今髪の毛を伸ばしております」のような使い方をしても構わず、この手の用い方をした時には今ちょうどそうしているという解釈になります。
ビジネスシーンでは、前述の売り上げが上がっている様子などによくこの表現が用いられており、「彼は今年で4年目になりますが、年々営業としての能力を伸ばしております」などと、能力、スキルといった類いにも使うことができます。
「伸ばしております」を使った例文
・『期待していただけあって、この製品はどんどん売り上げを伸ばしております』
・『あのチームは新鋭ですが、試合をする度に勝ち星を伸ばしております』
「伸ばしております」の類語や言い替え
・『伸びています』
短いこの形にしても意味が変わることはなく、このように置き換えても解釈は同じです。
ただし、そのまま言い替えにはならず、「記録“を”伸ばしています」という使い方だと、「記録“が”伸びています」のようにこの前につける助詞を変えて、この表現に合うようにして用いてください。
ですが、意識的にそうしているという使い方には向いていないので、上の髪の毛のような例に用いることはできません。
まとめ
「伸ばしております」は、何かが伸びているという意味になります。
その最中だという解釈になり、意識的にそうしていると使うこともでき、その時にはちょうどそうしているという用い方になります。
