この記事では「まで何なりと」について解説をします。
「まで何なりと」とは?意味
あるところまで何でも、という意味です。
「まで」は動作や事柄が及ぶ距離的・時間的な限度や範囲を表します。
「何なり」は、どんなことでもという意味です。
これと特定しないさまを表します。
「まで何なりと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、どんなことでも申しつけてよいときや尋ねたよいときに用います。
話し手側のAさんが扱っている商品のことで説明をします。
話し手側が他社に対して自社が取り扱う商品を販売しました。
この商品の使い方は説明してあるのですが、使っていてわからないところが出てくるかもしれません。
もしも、使っていてわからないことがあったならば、自分に尋ねて欲しいとAさんは思っています。
このときに「わからない点がございましたら、Aまで〜お申しつけください」という使い方をします。
「まで」の前には、場所や人を表す語が述べられます。
そして、この後にはどういったことをしてもらうのかが述べられます。
「何なり」はどんなことでもという意味で、事柄を限定しない場合に用います。
先の例の場合だと、商品に関することであればどんなことでも質問してよいという意味になります。
商品の価格のことだけといったように、限定しないのです。
限定する場合であれば、「価格について」などその事柄をあげます。
「まで何なりと」を使った例文
・『本社まで何なりとお申しつけください』
「まで何なりと」の返答や返信
何かあったならば伝えてください。
どんなことでも構いません。
たとえば、商品で気がついたことがあったらお申しつけくださいというときならば、気がついたことならどんなことでも伝えてよいです。
この前に伝える先が述べられているので、その場所や人に知らせをします。
ただし、どんなことでもよいとはいっても、まったく関係ない事柄を伝えるのは控えましょう。
関係ない事柄の対応に負担をかけさせてしまいます。
まとめ
この言葉は、どんな事柄でも申しつけてよいときや尋ねてよいときに用いるものです。
これと限定しないときにこのような表現をします。