この記事では「まとめていますので」について解説をします。
「まとめていますので」とは?意味
筋道を立てて整えているから、という意味です。
「まとめ」は筋道を立てて整えること、ばらばらなものを集めて一塊にすることをいいます。
「ます」は敬意を表す語です。
「ので」は、後に述べる事柄の理由・根拠・原因などが、前に述べた事柄である意を表します。
「雨が降っているので傘をさす」のような使い方をします。
「まとめていますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、まとめているから何かをして欲しいときに用います。
まとめているとだけ伝えたいならば、「まとめています」で言葉を切ります。
この場合は「ので」と続いているので、まだ伝えたい事柄があります。
たとえば、この後に「書類に目を通してください」という言葉が続くとします。
その場合は、ある事柄の内容を筋道立てて整えて書類にしているので、書類を読んでくださいという意味になります。
お願いをする言葉が続くことが多いです。
「ていますので」の部分は「ておりますので」とすると丁寧になります。
「ております」は「ている」の丁寧な表現です。
「ので」は「から」とすることもできます。
しかし、目上の人に伝えるならば「ので」とした方がよいでしょう。
「から」とすると、なれなれしい印象を与えてしまいます。
自分と同等や下の立場のものであれば、「から」という表現でも不自然ではありません。
「まとめていますので」を使った例文
・『まとめていますので、目を通していただけると幸いです』
「まとめていますので」の返答や返信
この後にお願いの言葉が続くならば、それができるときは「わかりました」の意を伝えます。
たとえば、ある事柄をまとめたから書類を読んで欲しいというのなら、その書類に目を通します。
すぐにはできないときは、時間がかかると伝えておきましょう。
一言伝えておけば、多少遅くなっても相手は安心して待っていられるはずです。
このときに「申し訳ないけれど」など一言あると気遣いを示せます。
まとめ
この言葉は、何かを筋道立てて整えたので、聞き手に何かをして欲しいときに用います。
まとめたと報告をするだけでなく、「ので」と続いているので、お願いなど何か伝えたい事柄があります。