安心した状況では、「よかったです」と言うことも珍しくありません。
これは敬語としても使われますが、軽い印象があるだけに気をつけるところもあります。
よかったですの使い方や、気になるところを確かめてみましょう。
「よかったです」とは?
ある状況が好ましい様子になったり、問題がないと認識できた状況などに、安心感や嬉しい気持ちなどを表せる言葉です。
「よかったです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務で何かのトラブルが発生してしまったり、先行きが不透明な状況などがあります。
しかし物事の状況が好転したり問題がないとわかった時、「よかったです」を用い、安心したり嬉しい気持ちを表すことができるでしょう。
これを使うことで、自分が相手に配慮している気持ちも伝わることになります。
この一言だけでも使われますが、「問題が解決して」など、何がよかったのかを含めたほうが分かりやすい印象です。
ただしこのフレーズは、軽い表現であることは否めません。
日常で親しい間柄に使うなら違和感もないですが、明らかに目上に対しては丁寧な表現に言い替える必要があるでしょう。
「よかったです」を使った例文
・『比較的に早い段階でトラブルが解決できてよかったです』
・『時間はかかりましたが、ようやく結果が出たのでよかったです』
「よかったです」の類語や言い替え
「よろしゅうございます」は、良いですの丁寧語の表現であり、非常にフォーマルな場面に使われています。
「ようございました」も同様に安堵や喜びの気持ちを表す丁寧な丁寧な表現ですが、若い人が使うと違和感があるかも知れません。
「うれしい限りです」は、とても嬉しいとの意味がある表現です。
「喜ばしい限りです」としても似た意味になります。
「安心いたしました」は、安堵した気持ちを伝える丁寧な表現です。
「何よりです」は、他の何よりも良いことだという意味になります。
「お役に立てて光栄です」は、相手の力になれて嬉しいことを伝える、敬意を込めた表現です。
まとめ
状況が好ましく問題がないと分かった時に使われるのが、「よかったです」という表現です。
これにより安心や嬉しい気持ちを伝えられますが、軽々しい表現と捉えられることもあるでしょう。
目上に対しては「何よりです」など、無難な表現を使うなどを考えてみてください。
