ここでは「より深く」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「より深く」とは?
「より深く」は、もっと細かいところまで、または程度の大きなところまで、という解釈で用いられる言葉です。
「それについて、より深く知りたいと思います」のような使い方になり、それと表現している対象をもっと細かいところまで知りたいという意味になります。
ここでの深さとは、このようなロジックに基づいたものを指しており、上辺だけではない仕組みまでという解釈で用いられることが多いです。
例えば、「宝くじについてより深く知りたい」と使った時には、1等や2等の当選本数や当選金額といったことだけでなく、販売総数や各等級の当選確率といったもっと細かいところまで知りたいと言っていると考えていいでしょう。
そして、もう1つの意味として、このロジック的なものを指す使い方以外に、物理的な深さという意味で使われることもあります。
その時には、そのまま数字的な問題だと解釈してください。
「より深く」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「より深く」を物理的な意味で使った場合、「より深くまで掘り進めた」のように用いられます。
この時には先のように数字的なものとして扱われるので、5メートルまで掘っていたところを更に7メートルまで掘ったという具合で、更に深くという解釈です。
どちらで使っているかはこの言葉を用いた文章を見ればすぐに分かるので、そこを心配する必要はまずありません。
その数字的な問題の場合は数字というものでどれだけ深くなのかが分かりますが、ロジック的な意味の場合はどこまでかが分かりにくい場合があります。
それは、「このPCについてより深く」知りたいと言った時に、CPUやメモリの種類、拡張性といったレベルのことまでなのか、更に「深い」内容のマザーボードなどの一般にはあまり気にされない部分までなのかという具合で、それについてを具体的に添えて使うことができます。
「より深く」を使った例文
・『この製品について、より深く教えていただけますか』
・『従来の基準と比較して、より深く支柱を埋め込んでいます』
「より深く」の類語や言い替え
・『より詳しく』
研究対象や物理的な物の仕組みなどについて使う場合、「より深く」と同じ解釈になります。
ただし、「より深く付き合う必要がある」のような使い方をした場合の言い替えにはならないので注意してください。
まとめ
「より深く」は、もっと細かいところ、程度として大きなところまでという解釈で使われます。
そして、数字的な深さについて用いることもで、どちらの意味なのかは文体からすぐに分かるでしょう。