ここでは「キャンセルにつきましては」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「キャンセルにつきましては」とは?
「キャンセルにつきましては」は、このように使う側が提供するサービスや何かの商品などをキャンセルする場合の注意を述べる際に用いられます。
その対象は、どこかへの入場や受注生産の商品など、先に予約という形をとっている場合になることが多く、その予約はしたものの、やっぱりキャンセルしたいといった時にはこのようになる、という内容を続けて使われます。
例えば、「キャンセルにつきましては、発売日の2週間前までにメールにてお願いいたします」のような使い方になり、この場合、2週間前までならそれを受け付けると言っています。
こういった用い方以外に、このような場合にはこうなる、こうして欲しいといった内容をこの後に続ける使い方もよく見られます。
「キャンセルにつきましては」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「キャンセルにつきましては」は、先のように、予約に該当する場合の注意点を述べる場合に使われることが多いですが、契約中の定期購入やサブスクサービスなどを対象に用いることもできます。
「次回分の発送のキャンセルにつきましては、その到着予定日の1週間前までにこちらの電話番号まで〜」といったような使い方がそれにあたり、その場合にはこのようにして欲しいという内容になります。
口語で使われることもありますが、そのキャンセルについてきちんとした説明を述べるために用いる表現なので、記録として残る文章になる場合が多く、BtoCでお客様になる相手に使われることがほとんどになると考えていいでしょう。
「キャンセルにつきましては」を使った例文
・『キャンセルにつきましては、以下の通りとさせていただきます』
・『キャンセルにつきましては、原則として承っておりません』
「キャンセルにつきましては」の類語や言い替え
・『キャンセルについては』
少し崩した表現になり、このように使っても意味が変わることはありません。
お客様が相手になるBtoCでは、元の「キャンセルにつきまして」の方が丁寧なのでそちらを使うことがほとんどですが、簡易的にこちらの表現を用いたとしても、それによって特に失礼になることはありません。
まとめ
「キャンセルにつきましては」は、予約に該当する注文内容を事前にキャンセルする場合、または契約中のサービスなどを更新せずに止めるといった時の対応について述べるために使われます。
それらの提供側が使う表現となっており、その際の注意点などをこの後に続けて用いられます。