この記事では「クライアント様」について解説をします。
「クライアント様」とは?意味
客や得意先を敬っていう語です。
「クライアント」には、得意先、顧客という意味があります。
また、カウンセリングでは心理療法を受けにきた人を指します。
「様」は、人の名前や団体名、人を表す語などについて、その人や団体などに尊敬の意を表します。
「クライアント」は人を表す語です。
「クライアント様」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、得意先や客のことを指して用います。
その人自身に対して述べることは、あまりありません。
今、目の前に得意先の人がいるとします。
この人を呼ぶときに「クライアント様」という言い方はしません。
このような呼び方をすると失礼です。
目の前にいる人を呼ぶときは、その人の名前で呼びます。
名前がわからないならば、尋ねて確かめましょう。
名前を尋ねるときは相手の気持ちに配慮をして、「恐れ入りますが」などの言葉を添えます。
この言葉は、特定の一人を指して使うのではなく、多くの得意先や客を指して、「クライアント様に喜んでいただけるように〜」のような使い方をします。
また、名前をあげることができないときにも用います。
「クライアント様から感想をいただきました」のような使い方です。
この場合、個人を特定する情報を伝えることはできないので、「クライアント様」という言葉を使って人の名前を出さないようにしています。
文章の中で使うときは、「さま」は漢字で「様」と書くことが一般的です。
「クライアント様」を使った例文
・『クライアント様からの意見をもとに商品を開発してまいります』
・『クライアント様から商品への感想をいただきました』
「クライアント様」の返答や返信
多くの人に向かって伝えているときは返答はしません。
「クライアント様から感想をもらいました」というときであれば、他の人はどのような感想を持ったのか読んでみるとよいでしょう。
商品やサービスについての感想は、それを購入するか、利用するかを選ぶ際の参考になります。
ただし、個人の感想なので、自分がそれを使ったり行ったりして同じような結果になるとは限りません。
謝罪をしているなら、今後の活動に期待をしたいものです。
まとめ
この言葉は、得意先や顧客を敬っていう語です。
その人を目の前にして使うことはなく、不特定の人を指したり、名前を出せなかったりするときに使用をします。
