ここでは「バッティング」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「バッティング」とは?
「バッティング」は、約束ごとが被ってしまうという意味で使われています。
一般のシーンでも用いることができますが、ビジネスシーンで「その日だと○○社とのミーティングとバッティングしてしまうので、別の日にしていただけますか」といったような使い方をよくされており、そうなってしまう、そうならないように、のように用いられる表現です。
「予定の管理が甘く、バッティングしてしまったので〜」などと、そうなってしまったといった使い方をしてもよく、こうなってしまっていいことはまずありません。
「バッティング」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「バッティング」は、先のように、何かの予定が被ってしまうという使い方になる表現です。
既に起こったことに対して、「バッティングしてしまったので、○日に変更してもらいました」といったように、そうなってしまったと用いることもでき、ビジネス用語の1つとしてよく見聞きします。
尚、野球における打撃のことを表す「バッティング」と同音になり、英語ではどちらも同じ“batting”と表記しますが、ここで紹介している意味は日本独特の使い方となっているため、英語としてそのように使うことはできません。
「バッティング」を使った例文
・『確認せずに予定を入れてしまったため、別の約束とバッティングしてしまいました』
・『明日だと○○社とバッティングしてしまうので、その次の日にすることにしました』
「バッティング」の類語や言い替え
・『ブッキング』
こちらは予定や予約を入れるという使い方になります。
日本でカタカナ語として用いている「バッティング」は、この表現を使うと「ダブルブッキング」となり、そういったものが被ってしまう場合に使われます。
この用い方であれば、英語としても同様の意味で使うことができます。
まとめ
「バッティング」は、約束ごとが被ることの表現として使われています。
語源は同音の英語ですが、日本独特に使い方になるため、その手のビジネスシーンでよく見聞きするカタカナ語として覚えておきましょう。
きちんとした英語で表現するなら、類語で挙げた「ダブルブッキング」としてください。