「一律には言えませんが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「一律には言えませんが」とは? ビジネス用語

ビジネスシーンで何らかのコメントを発する際に、定番のフレーズが存在しています。

「一律には言えませんが」もその典型的なフレーズであり、これより解説いたします。

「一律には言えませんが」とは?

「一律」「いちりつ」と読みます。

「同じ調子で変化がない」というのが本来の意味ですが、「同じ基準や解釈あるいは扱いを全体に当てはめる」という意味で使用されることが多く、今回はその意味での使用です。

つまり、「一律には言えませんが」で、「同じことを全体に当てはめて言うことは出来ませんが」という内容を意味していることになります。


「一律には言えませんが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

似たような性質を持つ事柄が複数あり、その中の一部について一定の見解を述べる場合に、その「前置き」として使用されるフレーズです。

「一括して言及することは出来ないが」「全体的に共通なこととは言えないが」という、自身の発言に注意を促す意味があります。

ただ、ある程度は共通性を認識しつつも、確証がない場合にも使うことがあります。


「一律には言えませんが」を使った例文

それでは、このフレーズを用いた実際の使用例を挙げてみましょう。

・『現時点では一律には言えませんが』
・『確定していないことも多く、一律には言えませんが』
・『情報不足で一律には言えませんが』

「一律には言えませんが」の言い替え

「ひとまとめにして断定することは出来ないが」という意味になれば言い替え表現として成立します。

「一概には言えませんが」
「一律」「全て」という意味の「一概」「いちがい」で代用しています。

「同様には言えませんが」
「一律」「同様」「どうよう」で言い替えた形です。

まとめ

「一律には言えませんが」とは、「一括して言及することは出来ないが」という意味のフレーズで、全体の中の一部について発言する場合に用いる前置きフレーズです。

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