「不備な点」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「不備な点」とは?
「不備な点」とは、不完全な箇所や十分でない個所を指すときに使用できる言葉です。
「不備」とは「必要な条件を満たしていない」不完全な状態を指す言葉で、「必要な条件を満たしていない個所」と言う意味になります。
自分のミスのほか、人のミスを指摘するときにも使用される言い回しです。
「不備な点」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「不備な点」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたがある手当の申請書を受け付けたけれど、記入内容に足りない個所があったとします。
その際、「もし書類に不備な点がありましたので、お手数ですが以下の個所に追加でご記入ください」のように足りない部分を伝えると丁寧でへりくだった印象になります。
「不備な点」を使った例文
・『確認は行いましたが、万一不備な点がございましたらご連絡ください』
・『今回の提出資料について不備な点などありましたらお許しください』
・『研修の教材について不備な点に気が付いたら申し出てください』
「不備な点」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「不十分な点」や「不足の点」「至らぬ点」「お気づきの点」「修正点」「訂正箇所」などに言いかえできます。
自分が提出する際は確認をしてもミスは防ぎきれないこともありますので、その際は「不備な点などあればお知らせください」のように依頼すると丁寧です。
また人に指摘する際は「間違っています」と指摘するより柔らかい印象になりますので、「不備な点がございました」のように知らせるようにしましょう。
まとめ
このように「不備な点」は、不完全な箇所や十分でない個所を指すときに使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
