この記事では、「不備不足がございましたら」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「不備不足がございましたら」とは?
「不備不足がございましたら」は、十分でないもの、足りないものがあれば、という意味の言葉です。
「不備+不足+が+ございましたら」で成り立っている語で、「不備」は「必要なものが完全にはそろっていないこと」、「不足」は「欠けている点があること」、「が」は助詞、「ございましたら」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」の連用形「まし」、助動詞「た」の仮定形「たら」が付いた「ござりましたら」の音変化、全体で、「必要なものが完全にそろっていなかったり、欠けている点があれば」の敬語表現になります。
「不備不足がございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「不備不足がございましたら」は、相手に商品・サービスを提供した時に、不満な点があればいつでも改善するという意味で使われます。
接客用語ですので、後に「いつでも対応する」という意味の言葉が続きます。
様々な要望に対応できるように準備しておきましょう。
「不備不足がございましたら」の正しい文章表現
「不備不足がございましたら」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『不備な点などがございましたら』
「不備不足」は意味的に「足りないもの」に限定されますので、「不備な点など」とすることで、その他の意見や要望、感想など幅広く使えます。
「不備不足がございましたら」を使った例文
「不備不足がございましたら」を使った例文は以下の通りです。
・『設備について不備不足がございましたら、何なりとカウンターまでご連絡ください』
・『機材に不備不足がございましたら、お気軽に担当者までお声がけください』
「不備不足がございましたら」の類語や言い替え
「不備不足がございましたら」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『ご不都合な点などがございましたら』
・『ご入用なものがございましたら』
・『至らぬ点がございましたら』
まとめ
今回は「不備不足がございましたら」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
