この記事では「事実確認をいたしましたところ」の意味や使い方を解説します。
「事実確認をいたしましたところ」とは?意味
現実はどうであるのかをはっきりさせたところ、という意味です。
「事実」には、実際に起こった物事、現実に存在する物事という意味があります。
本当にある具体的な事柄をいう言葉です。
「確認」は、調べたり尋ねたりして、曖昧なものをはっきりとさせて、そうであると認めることをいいます。
「いたし」は「する」の謙譲語です。
「ました」の「まし」は「ます」のことで敬意を表し、「た」は動作や作用が過去に行われた意を表します。
「事実確認をいたしましたところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、起こった出来事を調べて、調べた事柄を知らせるときに用います。
「ところ」の後には「こういうふうでした」という意味の言葉が続きます。
問題が発生をしたときには、実際のところを調べなければなりません。
虚偽ということもあるので、本当にそうなのか確かめる必要があるのです。
その事柄に関係する人たちは、その原因などをはっきりさせて欲しいと思っています。
具体的な事柄がわからないと、起こってしまったことを受け入れることができません。
個人だけの問題ではないので、わかったことを知らせる必要があります。
その知らせの際に伝えるものです。
細かなところまで伝えるように求められることもあるので、詳しく説明できるように準備をしておくとよいでしょう。
詳しく知ってもらうことで、その事柄に関係する人たちに納得してもらえるはずです。
「事実確認をいたしましたところ」を使った例文
・『○○に関して事実確認をいたしましたところ、○○は□でした』
「事実確認をいたしましたところ」の返答や返信
確認をしてどうであったのかを知らせてくれるので、その内容を読んだり聞いたりしてください。
もしも知らせれた事柄を受け入れられないようならば、さらに詳しい話を聞いてみてください。
具体的に何がわかったのか、細かなところまで聞いてみるとよいでしょう。
細かなところまでわかると、納得できるかもしれません。
それでも納得できないときは、その点について詳しく尋ねてみるとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、実際にあったことを調べて、その報告をする際に用いるものです。
曖昧にせずにきちんと調べましょう。
