この記事では「今後の商談で活かしてまいります」について解説をします。
「今後の商談で活かしてまいります」とは?意味
これからの商談にうまく使っていきます、という意味です。
「今後」は、この言葉を伝えている時点よりも未来のことを指します。
「商談」は、商売に関する話し合いをいいます。
「活かし」は「活かす」のことで、役に立つように使う、活用するという意味です。
「まいり」は「まいる」のことで、「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「ます」は敬意を表します。
「今後の商談で活かしてまいります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、商談に関するアドバイスをもらったときに使用をします。
Aさんが商談のために他社を訪れました。
Aさんはまだ経験が浅いので、先輩も一緒に商談の場に行くことになりました。
Aさんに経験を積んで欲しいので、先輩は商談の場でできるだけ口を挟まないようにしました。
そばでAさんの話を聞いていた先輩は、「この部分をこうするといいな」と改善した方がよい部分を見つけました。
このことを商談が終わってからAさんに伝えました。
Aさんが商談をするのは今回だけではありません。
今後も商談をすることがあるので、そのときには先輩がくれたアドバイスを使っていきたいと考えています。
このAさんの気持ちを先輩に伝えるときに、このような言葉を使用します。
「活かす」のは話し手なので、この部分を「ご活用」など敬意を表す形にする必要はありません。
「まいる」が「行く」の謙譲語・丁寧語なので、この形で失礼にはなりません。
「今後の商談で活かしてまいります」を使った例文
・『アドバイスをありがとうございます。今後の商談で活かしてまいります』
「今後の商談で活かしてまいります」の返答や返信例
商談をうまくできるように頑張って欲しいので、アドバイスなどしているはずです。
頑張って欲しいという気持ちを持っているなら、その気持ちを伝えてみるとよいでしょう。
応援をしてくれる人がいると、応援される人のやる気が高まります。
できていない部分を指摘しすぎないようにしましょう。
できていない部分ばかりを指摘してしまうと、指摘された人を落ち込ませてしまいます。
これでは仕事への意欲が低下をします。
できていない部分を改善するために指摘することもありますが、それと同時にできている部分を認めてあげてください。
できている部分を認めることで、相手のやる気が高まると期待できます。
まとめ
この言葉は、商談に関するアドバイスなどもらったときに用います。
相手が提供してくれたものをこれからうまく使っていこうという話し手の気持ちを表しています。