ここでは「代わりに対応させていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「代わりに対応させていただきます」とは?
「代わりに対応させていただきます」は、自分以外の誰か、またはどこかのグループや会社などの組織の代わりにこのように使う側が何かの対応を行うという意味で用いられます。
例えば、誰かがするはずだったことを自分が代わりにそうすると、「それについては私が○○さんの代わりに対応させていただきます」などと使ったり、「○○の部分は弊社が代わりに対応させていただきます」のように用いるという具合です。
「対応」と使えることであれば、その具体的な内容は特に問いません。
「代わりに対応させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「代わりに対応させていただきます」は、その誰か、グループや会社などに代わって対応すると言っている表現です。
「代わりに対応いたします」といった語尾にしても意味は同じで、同様に丁寧に使うことができます。
こちらの方が堅くならないことから、他社などを相手に対外的な用い方をする時には「〜させていただきます」とした方が向いていますが、社内で「それは○○さんの代わりに〜」と言った使い方であれば、「〜いたします」や更に崩した「します」でも十分な場合も多いです。
「代わりに対応させていただきます」を使った例文
・『その部分に関しましては前に行ったことがありますので、弊社が代わりに対応させていただきます』
・『○○さんがとても忙しいようですので、△△に関する資料の作成は私が代わりに対応させていただきます』
「代わりに対応させていただきます」の類語や言い替え
・『代わりに対応させていただきたく存じます』
元の「〜させていただきます」を丁寧にした形で、このように使っても意味としては一緒になります。
堅い使い方になるため、口語で用いるには向いておらず、主として文章で使われており、ビジネスシーンで他社を相手に用いられることが多く見られます。
まとめ
「代わりに対応させていただきます」は、何かを誰かの、もしくはそのグループや会社などの代わりに対応すると伝えるために用います。
「対応」と表現できる対象であれば、どんな内容で構わず、自分が、グループや会社などとしてそうすると言っている表現です。
