「代表してお礼」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「代表してお礼」とは? ビジネス用語

この記事では「代表してお礼」について解説をします。

「代表してお礼」とは?

多数の人に代わって感謝の気持ちを、という意味です。

「代表」には、集団や多数の人に代わって、その意志を他に示すこと、またその人という意味があります。

能力や技術が特に優れているとしてある集団から選ばれた人、あるものの一部がそのものの全体をよく表していることという意味もありますが、ここではそれらの意味で用いているのではありません。

「お礼」はありがたく思う気持ちを表すことです。


「代表してお礼」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、多数の人に代わって感謝の気持ちを伝えるときに用います。

卒業式のときにこの行為が行われています。

卒業できたのは、親や先生の支えがあってでしょう。

ひとりひとりが親や先生に感謝を伝えたいところですが、時間の都合上それはできません。

そこで、卒業生の中から多数の人に代わって、その意志を伝える人が選ばれて、お礼を伝えます。

このさまを「代表してお礼」は表しています。

ビジネスの場だと、複数人がいてその中から一人がお礼を伝える場合にこの言葉が使われます。

たとえば、ある人が懇親会を開いてくれたとします。

懇親会に参加した人たちは、開いてくれた人に対してお礼を伝えたいと考えました。

しかし、ひとりひとりが伝えていると、懇親会を開いた人はその対応に忙しくなります。

そういったときは、代表を選んでお礼を伝えるとよいでしょう。

代表をして誰かが伝えれば、相手の対応の手間を減らすことができます。


「代表してお礼」を使った例文

・『代表してお礼申し上げます』

「代表してお礼」の返答や返信

感謝の気持ちを伝えてくれているので、その気持ちを受け取ってください。

何かをして感謝されているので、それに対しての自分の感想を伝えるとよいでしょう。

お礼の品物をもらった場合は、その品物への感想を述べると喜んでいることが伝わりやすくなります。

お礼の品物に対して、お礼の品物を返す必要はありません。

まとめ

この言葉は、多数の中から一人がお礼を伝えるときに用いるものです。

ひとりひとりがお礼を伝えられないときは、誰かが代表をして感謝を伝えるとよいでしょう。

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