ここでは「代表してお礼申し上げます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「代表してお礼申し上げます」とは?
「代表してお礼申し上げます」は、自分の所属している組織や団体を代表してそのお礼を伝える際に用います。
よって、「この度はどうもありがとうございました。
当グループを代表してお礼申し上げます」といったような使い方になり、その組織などとしてお礼を伝えますと用いるための表現になります。
よって、それができる立ち位置に居るだからこそ使えると考えてよく、そこまでの立場ではなかったり、そこに所属しているだけで何の決定権もないような時には使うべきではない表現なので注意してください。
「代表してお礼申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「代表してお礼申し上げます」は、先のように、その組織などを代表してお礼を伝えるための表現です。
その代表を務める立場だったり、それに近い位置から使うことになります。
ですが、そこまで形式ばった表現でもなく、皆も喜んでいるといったニュアンスで使えるため、ビジネスシーンでもそこまで立場が上ではない人間が用いることもあります。
しかしながら、「弊社を代表して〜」という使い方になるとさすがに重くなるため、「当部署を代表して〜」のような使い方がよく見られます。
「代表してお礼申し上げます」を使った例文
・『この度のこと、当グループを代表してお礼申し上げます』
・『こちらの件につきまして、弊社からの参加者を代表してお礼申し上げます』
「代表してお礼申し上げます」の類語や言い替え
・『代わりましてお礼申し上げます』
こちらは誰かに代わってお礼を伝えますという使い方になります。
本来それを言うべき人間に代わってといった用い方をする表現なので、「○○に代わりましてお礼申し上げます」のように使うことになり、こちら側の人間がそれにあたるため、その○○という名前には敬称などをつけずに用いるのが通例です。
まとめ
「代表してお礼申し上げます」は、自分のグループなどを代表してお礼を伝えるという意味で使われています。
それができるからこそ用いる表現なので、ただそこに所属しているだけでは使う立場になく、その代表者やそれに近い位置から使う表現だと考えてください。