ここでは「以下の日時で貴社にお伺いいたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」とは?
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」は、この後に記載する日時にそちらの会社に出向くと伝えるために使います。
よって、「以下の日時で貴社にお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。
予定しておりますのは、○月△日14時です」のような用い方になり、「貴社」という書き言葉を用いていることと、少し仰々しい使い方になっている点から文章で使われています。
ですが、そちらとしても、先に出向く予定の日時をもってきて、「○月△日14時に貴社にお伺いいたします」のように使った方がスムーズなので、わざわざその日時を後にもってくる必要はなく、実際にはあまり用いられない表現です。
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「以下の日時で貴社にお伺いいたします」は、その時間に出向きたいと考えて相手に予定している日時を伝える時に使われますが、先のように、わざわざこの表現を用いることはありません。
使うとすれば、いくつかの候補があり、そのうちどれが相手の都合がいいかと訊ねる場合がよく、それが1つしかない時には、前述のように「○月△日14時に貴社に〜」とするのが一般的です。
そちらの使い方であれば、「貴社」を「御社」と言い替えれば口語で用いることもできるので、電話口でそのような使い方をすることも多いです。
候補を並べてうまく用いる例は、以下の例文のような使い方になります。
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」を使った例文
・『いずれかの以下の日時で貴社にお伺いいたしますが、ご都合がよろしいのはいつですか。○月△日14時、○月×日15時、○月◇日15時」
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」の類語や言い替え
・『以下の日時に貴社にお伺いいたいと思いますが』
上の例文のように使うとしても、このような形に言い替えた方がいいでしょう。
こちらの方が一方的に出向くと言っておらず、あくまでそう考えていると伝えることになるので、相手に対して失礼にならずに使うことができます。
まとめ
「以下の日時で貴社にお伺いいたします」は、この後に述べる日時のその会社に出向くと伝えています。
表現的に一方的になってしまうことと、それが1つだけであれば無理にこのように用いる必要はないので、あまり使われていない表現となっています。