風邪やインフルエンザが流行る季節になると、適した表現も知っておきたいもの。
「体調回復に努めます」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。
「体調回復に努めます」とは?
この場合の「体調回復」とは、ベストコンディションに戻れるように気力や体力を元通りにすることをいいます。
また「努めます」は努力して、理想の状態に整えることをあらわします。
そのため「体調回復に努めます」で「1日でも早く元に戻れるように、一生懸命がんばります」と解釈できます。
風邪やインフルエンザで会社を欠勤する時の、ひと言といえるでしょう。
「体調回復に努めます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
大切な会議が控えているのに、まさかの発熱。
ただ調子が悪いなかで無理に出社するのは、社会人としてあるまじき行為。
高熱がある場合は、まずは自分のからだを優先させることも大切です。
「体調回復に努めます」は会社をお休みする連絡をおこなう時に使います。
また欠勤の連絡を入れた後に上司から「お大事になさってください」と連絡があった時の、返信文にも使いやすいです。
一方でこの言葉のみだと、心証が悪くなってしまう場合も。
「ご心配をおかけし、申し訳ありません」や「ご迷惑をおかけし、心苦しく感じております」など、ひと言気遣いの言葉も入れておきましょう。
「体調回復に努めます」を使った例文
・『温かいお言葉ありがとうございます。しっかりと休み、体調回復に努めます』
・『週明けのイベントに参加できるよう、本日はお休みをいただき、体調回復に努めます』
「体調回復に努めます」の類語や言い替え
似ている表現に「体調不良のため、本日はお休みさせていただきます」があります。
病欠で休む時のシンプルな表現です。
「昨夜から38. 6分の高熱があるため」など具体的な言葉を補うのもいいでしょう。
言い替えに「体調回復に努めたいと思っております。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします」が挙げられます。
まとめ
「体調回復に努めます」を解説しました。
コンディションに変化があった時の、連絡文に使います。
その他の言い回しも頭に入れて、気持ちのいいコミュニケーションを取っていきましょう。