この記事では「何かしらの形で」について解説をします。
「何かしらの形で」とは?
何らかの方法や物で、という意味です。
「何かしら」は事物がはっきりしないものを指します。
「形」には、見たり触れたりして把握できる物の姿や格好、形態、態度という意味があります。
「何かしらの形で」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、どのような形になるかはわからないけれど、何かの形である行動を取りたいときに用います。
たとえば、目上の人から食事をごちそうになったとします。
この人には、普段から食事をごちそうになっているし、他にもいろいろとよくしてもらっています。
自分はいつも何かをしてもらってばかりで、この目上の人に対して何もお返しができていません。
これでは申し訳ないので、どのような方法かまだはっきりしていませんが、お返しをしたいと考えています。
その気持ちを「〜お返ししたいと存じます」といったように表現します。
今度は地域への貢献で説明をします。
ある企業はある地域で商品の製造・販売を行っています。
この地域で仕事をさせてもらっているので、何かの形で地域の人たちに恩返しをしたいと考えています。
具体的な方法はまだ考えていません。
このさまを「〜地域の方に貢献できればと考えております」などと表します。
「何かしらの形で」を使った例文
・『何かしらの形でかかわっていければと考えています』
「何かしらの形で」の返答や返信
相手が何を伝えているかによって、返答の内容は変わります。
お礼をしたいというときで、自分がそれをもらう側だとします。
このときに「気にしないでください」といったことを伝えると、自分を控えめにしている印象になります。
どんな形かわからないけれど、ある事柄にかかわりたいと述べているとします。
その場合は、それにかかわれるように応援をするとよいでしょう。
誰かの応援があると、何かをするときの励みになります。
まとめ
この言葉は、どういった方法や物なのか決まっていないけれど、ある事柄をしたいときに用います。
まだやり方ははっきりしていないけれど、何かをしようという自分の気持ちを伝えられます。