ここでは「値段が値段だけに」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「値段が値段だけに」とは?
「値段が値段だけに」は、2つの意味で用いられます。
1つ目は、それだけ値段がするだけに、という使い方で、「このソフトは値段が値段だけに、色々な機能があってとても使いやすい」のように用いる場合です。
つまり、値段が高いだけあって、といった意味になっており、そう置き換えても同じ意味になります。
もう1つは、逆に値段が安いだけあって、と言い替えられる用い方で、「この靴は値段が値段だけに、履き潰しも構わない」などといった使い方をした場合がこちらに意味になります。
「値段が値段だけに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「値段が値段だけに」は、先のように、何かの値段が高い、もしくは安いの両方の意味で使われています。
そのどちらで用いているかは使い方からすぐに分かるので解釈に困ることはまずなく、共にその値段だけに、と続けて用います。
見るからに高級感がある、長持ちしそうだ、といったような使い方だと当然高い方の解釈になり、見るからに安っぽい、すぐに壊れそうだ、などという用い方なら当然その逆で、ビジネスシーンにおいてもどちらの意味でも使われている表現です。
「値段が値段だけに」を使った例文
・『この車は値段が値段だけに、とてもパワフルなエンジンを搭載しているらしい』
・『あの人が持っているPCは値段が値段だけに、最低限のことしかでいないと言っていた』
「値段が値段だけに」の類語や言い替え
・『年齢が年齢だけに』
こちらも同様に、年齢が高いだけに、または逆の低いので、といった2つの意味で使うことができます。
前者では、「年齢が年齢だけに、あの人に全て任せるのは少し不安がある」などと用いられ、後者としては「年齢が年齢だけに、まだ知らないことがたくさんあるのはしょうがないことだ」のような使い方になるという具合です。
まとめ
「値段が値段だけに」は、値段がそれだけするだけに、もしくは低いだけに、という真逆になる2つの用い方ができる表現です。
どちらもそれだけのことはあって、と続けて使う表現で、どちらで用いているかは使い方からすぐに判断することができます。
