「先日はありがとうございました」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・返答や返信」を分かりやすく解説していきます。
「先日はありがとうございました」とは?
「先日はありがとうございました」とは、「この間は、ありがとうございました」を意味しているビジネス用語です。
「先日はありがとうございました」の「先日(せんじつ)」は、「少し前の過去・少し前の日」といった意味を持っています。
「先日」に具体的な日にちの意味まではありませんが「近い過去の日」を指すので、「一ヶ月以上前の日」などには使いません。
「ありがとうございました」は、一般的な感謝の気持ちを伝えるフレーズの過去形です。
「先日はありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「先日はありがとうございました」というビジネス用語は、「この間はありがとうございました」を意味して使うという使い方になります。
少し前の過去の日に、何かをしてもらったことや一緒に行動(食事)したことなどに対するお礼・感謝の言葉として使われます。
ビジネスメールの書き言葉でも会話の話し言葉でも、どちらでも使用することができます。
使うときの注意点は、「先日は少し前の過去のある日を指すため、何ヶ月も前の事柄に対する感謝の言葉としては使えない」ということです。
「先日はありがとうございました」を使った例文
・『貴重なお時間を割いてご相談に乗ってくださり助かりました。先日はありがとうございました』
・『先日はありがとうございました。こちらの都合で無理なお願いをしてしまい申し訳ございませんでした』
・『先日はありがとうございました。次回は私が地元をご案内させていただきます』
「先日はありがとうございました」の返答や返信
「先日はありがとうございました」と相手から言われたときのもっともスタンダードな返答は、「こちらこそありがとうございました」になります。
相手からしてもらった内容によって、「こちらこそ貴重な体験をさせていただきました」や「こちらこそ助かりました」、「こちらこそ有意義な時間を過ごさせていただきました」などの返答・返信をすると相手に好意的な良い印象を伝えることができます。
自分が目上の立場であれば「どういたしまして・お気になさらず」などの返答もできますが、ビジネスシーンでは「こちらこそありがとうございました・弊社のためにお骨折りいただき申し訳ございません」などの謙遜した返答が良いでしょう。
まとめ
「先日はありがとうございました」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「先日はありがとうございました」の意味・使い方・例文・返答や返信を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。