先程のお礼を伝えたいことがあります。
「先程はありがとうございました」の正しい使い方と類語をチェックしていきましょう。
社会人の力を伸ばしてください。
「先程はありがとうございました」とは?
この場合の「先程は」は数時間前、あるいは数分前のことをあらわします。
本日中の出来事をあらわすことが多く、例えば午前中の打ち合わせでお会いし、午後ビジネスメールで詰めの協議をする時に使います。
「ありがとうございました」は諸々のお礼を伝える、あいさつ言葉です。
そのため「先程はありがとうございました」は、先ほどの出来事にお礼を伝える挨拶文になります。
社交辞令のひとつなので覚えておきましょう。
「先程はありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
取引先の方や社内の方に、先ほどのお礼を伝える表現が「先程はありがとうございました」にあたります。
先程は明確な区分がないものの、今日あった出来事をあらわす表現です。
そのため一週間前や一か月前などかなり時間があいた事柄には、適さない表現です。
今日のお礼をお伝えしたい時に、電話やメールで取り入れていきましょう。
「先程はありがとうございました」を使った例文
・『先程はありがとうございました。資料をお送りいたします』
・『先程はありがとうございました。おかげでいい式典になりました』
「先程はありがとうございました」の類語や言い替え
似ている表現に「先日はありがとうございました」があります。
先日も曖昧な言い方ですが、一般的には数日前をあらわします。
先程よりも少し遠い過去をあらわす、万能な表現なので心得ておきましょう。
言い替えに「本日はありがとうございました」や「先ほどはお時間を割いていただき、誠にありがとうございました」が挙げられます。
まとめ
「先程はありがとうございました」を解説しました。
色々な表現を覚えておくと、自分に自信がつきます。
お礼の表現をマスターして、やり取りの達人になりましょう。