この記事では、「再度お願いいたします」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「再度お願いいたします」とは?
「再度お願いいたします」は、一度お願いしたことを、もう一度お願いする丁寧な表現です。
「再度+お願いいたします」で成り立っている語で、「再度」は「二度目」、「願い」は「願う」の連用形、「いたします」は、動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形「いたし」に、丁寧語「ます」が付いた語、「お・ご〜いたす」で「する」の謙譲語・丁寧語、全体で「もう一度お願いする」の敬語表現になります。
「再度お願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「再度お願いいたします」は、大切な事柄に対して注意喚起する時、一度お願いしたことを相手が実行してくれなかった時などに使われます。
「再度」は義務的で強制するニュアンスがありますので、目上の人や社外の人に対しては言い換えた方が良いでしょう。
お願いする表現ですので、「大変恐縮ですが」などのクッション言葉も併せて使いましょう。
「再度お願いいたします」の正しい文章表現
「再度お願いいたします」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『重ねてお願い申し上げます』
「重ねて」は「繰り返し」で、度合いが大きい様子を表し、「申し上げます」は「申し上げる」の丁寧語、「お・ご(自分の行為)申し上げる」で「行為の対象を敬う意」、全体の意味を変えず、より丁寧にお願いする表現になります。
「再度お願いいたします」を使った例文
「再度お願いいたします」を使った例文は以下の通りです。
・『申し込み期限が過ぎておりますので、お急ぎ書類をご送付いただけますよう再度お願いいたします』
・『是非お考え直しいただけますよう再度お願いいたします』
・『重要書類はシュレッダーにかけていただけますよう、再度お願いいたします』
「再度お願いいたします」の類語や言い替え
「再度お願いいたします」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『改めてお願い申し上げます』
・『今一度お願い申し上げます』
・『なにとぞよろしくお願い申し上げます』
まとめ
今回は「再度お願いいたします」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
