この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「再度ご案内させていただきます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「再度ご案内させていただきます」とは?
「再度ご案内させていただきます」のフレーズにおける「再度」は、「もう一度、再び」との意味です。
次の「ご案内」は、「知らせること」を意味する「案内」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
そして「させていただきます」は、「させてもらう」の謙譲語の「させていただく」に、丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「再度ご案内させていただきます」のフレーズは、「もう一度、お知らせさせてもらう」との意味の敬語表現となります。
「再度ご案内させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「再度ご案内させていただきます」のフレーズは、イベントや各種会合等の開催案内をメール等で一度行ったものの、開催日が近づいてきた際に、忘れられている可能性もあるため、「先にご案内いたしました会合が3日後に近づきましたので、念のため再度ご案内させていただきます」等と、再案内のメールの冒頭でよく使われます。
また、飲食店などで満員状態で記名して順番を待つような際に、店員が「順番が来ましたら、再度ご案内させていただきます」等と告げる場合にもよく使われます。
「再度ご案内させていただきます」を使った例文
・『イベントの開催が1週間後に近づきましたので、お忘れなきよう再度ご案内させていただきます』
・『記名の上、暫くお待ちくださいませ。順番がまいりましたら、再度ご案内させていただきます』
「再度ご案内させていただきます」の類語や言い換え
「再度」の類語としては「もう一度」や「再び」が、「ご案内」の類語としては「お知らせ」や「ご連絡」が挙げられます。
したがって、「再度ご案内させていただきます」のフレーズは、「もう一度お知らせさせていただきます」や「再びご連絡させていただきます」と言い換えることができます。
また、敬語表現の部分を換えて「再度ご案内いたします」や「再度ご案内申し上げます」と言い換えることもできます。
まとめ
「再度ご案内させていただきます」のフレーズは、「もう一度、お知らせさせてもらう」との意味の敬語表現です。
会合等の日程が近くなり、再びそれを連絡する場合や、すぐに案内できずに待ってもらう場合に、順番が来たら再び案内するといった場面で使われます。